とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

嬉しい出会い

 

先日参加した保育フェアのことをシェアしました。

 

彼女と出会ったのは、"保育の専門性を高める会 -Education Journeyー ICT化&働き方改革”というセミナーでのグループワーク。柔らかい人柄に惹かれて 後日お会いすることに。

 

彼女が働くのは、海と山が近くにあり、登園して朝の会の後は海に直行して遊ぶ、山へ出かけるという森のようちえんを実践する保育園。

一方私の勤めるところは、体操や音楽の時間などプログラムが組まれていて、子どもたちと話し合って順番を変えたり、内容を変えながら行う謂わゆる教育を重視した保育園。

 

まったく違う環境で子どもたちと過ごしているけど、保育フェス内容や日々の保育を話す中で共感できることも多く、 12歳児の話は思わず頷く場面が多々。違う環境下での保育をシェアする中で「やっぱり!」や「ですよねぇ」がとっても嬉しかった。

 

いろいろお話をさせてもらう中で、子どもたちに身につけて欲しいものに”自分で考えて、決めて、行動する 自立心” があがった。

 

この力を養うために、この保育は良い悪いということではなく、子どもたちがそれぞれ、自分の育った園生活を幻影風景に力強く立って欲しいなと。異なった風景を持つことでそれが、助け合うことや多様性を認めることに繋がる。やっぱりいろんな世界の保育やメゾットを知るって面白いなぁと心底感じた日でした。

 

最後は、彼女の保育園が発行する種付きのフリーペーパーをいただきました♪これまた心がほわっとする素敵な出会い。

 

 

そしてこんな貴重な出会いをいただいたイベントはこちらから。

www.aurorajourney.com

保育フェス TOKYOに行ってきました!

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ちっちゃいなぁ。

浅いなぁ。

と自分の見つめることができました。

 

いや。ネガティブじゃないですよ笑

めちゃくちゃ楽しかったです。

 

 

心と身体を自ら育む=生涯教育『食育』

みりん風調味料とみりんをテイスティングして感じた違い

 

世界の保育と日本の保育

precise ⇄ rough のせめぎ合い

 

60桁の数字を30秒以内でスパルタ伝言ゲーム

 

『保育士不足とか虐待とかばかり取り上げられるけど、保育ってそういうものだけじゃないじゃないですか』という主催者の方の温かく紡がれる言葉

 

 

素敵な熱量。熱い中にもしっかりとした芯があって、聞いていて気持ちがウズウズ。

 

登壇する方々を見ながら、私だったらどうやってこのトピックについて話すだろうとか考えてみたけど、まだ何も見えてこなかった。頭の中がぐちゃぐちゃ。

 

自分が主語になって"やりたい"ことがほとんどで、それを発信する、伝えようとする気持ちが弱いなぁという自己分析にもなりました。今自分が置かれている状況に頼りすぎてる。まだ何もしてないのに。危ないあぶない。

 

今日登壇した方々のような熱量が欲しい。学生さんたち羨ましいすぎる。

 

このイベントの後に、正式なLetter of intentが送られてきたのは単なる偶然ではないはず。さぁ動き続けよう!

 

 

雨にも負けず

暑い....

暑いなぁ....

 

もう最近は口開くとこれしかでてこない(笑)

 

熱中症危険・警戒情報が発令されたので、日が傾くまでは室内で、と子ども達のための判断だったんだけど、子どもたちは『外行かないの?』『日陰で遊ぶから』とそんな配慮はNo Thank youという感じでした。ははは。

 

どんな気候でも、とは言わないが私がカナダでお世話になった保育園では、雨の日も雪の日も基本的に外遊びをすることが推奨されていた。気温がマイナスになることが日常的な冬場でも、スノーブーツ、スノージャケット、グローブ、マフラー、帽子を着込んで外遊び。1歳児も頑張ってこのフル装備を自分たちで着用していて驚いたのを今でも覚えてる。

 

写真のこの日も気温はマイナスだったと思う。

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着ぶくれして動きづらくて、グローブをしているせいでなかなか思うような動きができない中でも一度外に出ると楽しそうに遊んでた。

 

後に、フィンランド等でも寝袋に包まって戸外で午睡をしていることを知り、戸外で過ごすことの重要性の認識は世界共通なんだなぁと実感。

 

 

さて。今週末は楽しみにしているイベントが♪

www.hoikufes-tokyo.com

 

スタッフの方から今日も熱いメッセージが届いてました。今週はこれを目標にがんばれそう。

 

 

Rainy season went by and heatstroke warning's been come out more than 5days in a row. We've tried to stay children inside to prevent heatstroke but most of them said "Can I go outside to play??" "I'll be in shady place" they didn't want us to stick them inside at all lol.

 

when I was in Canada. Children's encouraged to play on the outside,even if it's rainy day or snowy day. They bundle up a lot, like  snow boots,  snow jacket, gloves,hat,scarf etc.

these things actually disturbed them to play however once they went outside enjoyed playing a lot with friends.

 

After I've known the way to take a nap in Another coutries like Finland,German.(Children ring their own sleeping bag and nap on  outside), I noticed how strong a relevance between nature and children.

子どもの気づきは忘れた頃に。

 

小学校の時、

 

運動ができる、歌がうまい、絵が描ける、

 

と人生得をすると信じていて、3年生くらいから「今からやっとかなきゃ!」って気持ちに駆られ、特別合唱クラブ(4年生から入れる)入部。ミニバスケットボールクラブに入る傍ら、自分で走ったり縄跳びしたり。そしてひたすら漫画と読み、真似るをしてた。

 

おかげで今もたま~に結婚式のウェルカムボード作りをさせてもらったり、社会人になった後もよさこいチームで踊ることができた。

 卒業文集には尊敬する人「尾田栄一郎」って書いて、コミケへ参戦してタウンページみたいな分厚いカタログ持ってウハウハしてた。

 

 

あの時はなんの疑いもなく3つのことを信じて猪突猛進だったなぁと。そしてそれをできたのは親の理解があったからだとつくつづく思う。

 

雨の日に「走りに行く!」ってビジョビジョで走って、次の日高熱で学校休んだ日も「昨日の雨ランが原因ね」と一言言って、嫌な顔せずに看病してくれたお母さん。貴重な休日に未成年を連れて、はるばる東京ビッグサイトへ来て分厚いカタログやグッズを持たされ、それでも「来年はどうする?」と聞いて来てくれたお父さん。女一人でインドへ行かせてもくれたし。

 

でも実際そのありがたさに気が付いたのは、高校生以降だったと思う。

 

 

今回言いたいのは、子ども自身の気づきは忘れた頃にやってくるということ。

 

 

手紙を送り合いが、メッセージの送信になり、ほぼタイムラグなしでコミュニケーションができるようになり、注文した商品が即日中に届き、調理の課程を減らした中食がブームになったり。いろいろなことが時短化されているけど。

 

物の価値や意味、ありがたさなんて後々経験を重ねて分かること。

 

去年から噛み付きが止められなかった児から今日「噛んだらいたいからダメなんだよねぇ」の一言を聞くことができて「やっとかぁ~」「先生ずっと言ってたじゃん!」という思いと「good job!」で、なんとも嬉しい仕事終わりでした。

 

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嬉しくて久しぶりに真面目にお絵かき。ママの化粧品でいたずらしてた甥っ子。

あー楽しい。

 

手洗い・うがい -Washing hand and gargling-

 

気温差の大きい今日この頃。
保育園でも咳込んだり、鼻水が出たりする児が増えている中でいっつも思い出すこと。


「そのあとその手、どーするの!?」とすごい剣幕で詰め寄られた時のことwww


私は「くしゃみや咳をするときは手で口を覆ってね」と教えらえて育ったので、インターナショナル園で咳エチケットのポスター作りを頼まれた時も何の疑問も持たずに、こんな絵を描いた↓

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それを見たオーストラリア出身の同僚が、「咳を手の平で押さえて、そのあとその手をどうするの!ばい菌が付いた手でいろんなところを触ることになるわよ!」と。

 

これが自分の信じていた咳エチケットが間違っていることに気づいた瞬間となった。

 

その都度、手を洗えばOKなんていう方もいたけど、遊びに夢中になっている子どもにとって、それは現実的ではないかな。

 

”腕を曲げて、前腕で口元を覆う”が正しいやり方だそうで、現在では厚生労働省のポスター等も袖で覆うように推奨している。が、咄嗟に「手で口を隠してね」と子どもたちに声をかけてしまうことがあり言い直すこともしばしば...

 


話は変わるが、手洗い・うがいは衛生面で大切であると同時に、活動の終わりを意味にする行為であるようにも思う。

 

外で遊んで手洗い。
粘土で遊んで手洗い。
ご飯の前に手洗い。

 

手を洗うという行為は活動の節目に行うことで、子どもたちにとっては気持ちをリセットする行為でもあるのではないかな。水の無駄遣いは黙ってられないけど、実際水に触れることや音を聞くことはリラックス効果があることが証明されている。

 

梅雨の時期の雨音もリラックス効果抜群です。

 

When I was grow-up, I believed that we should cover our mouth with palm when we cough, sneeze. I didn't doubt cause I was tough like that. But my colleague insisted that's not right way to prevent viral infection and I've noticed that the way I did to cover mouth was not correct.

Right way to cover your mouth is with your front arm. Some Japanese's till been covering their mouth with palm(somehow older generation covers with fist. It doesn't make sense)

Btw I guess washing hand and gargling also have relaxing affection. It's been proven that touching water and hearing sound of water make us feel calm.

 

Children usually do these things end of activities at school.

after playing on a playground,
after doing playdough,
before eating lunch or snack.

Like every single transition. That resets their mind and let them move on next activity. It's one of things that getting in habit of it is important for children, not only from hygienic aspect.

show&tell

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わたしは次に担任としてクラスを持ったら(現在はフリー)、show&tellというActivity実施したいなと目論んでおります。ふふふ。

 
自宅から玩具をもってくることを遠慮いただくところも多いですが、この時間だけは特別!

自宅からお気に入りのオモチャを持ってきて、クラスの友達の前で『誰と遊ぶのか?』『どんな風に?』『遊んでいる時はどんな気持ち?』など最初は先生から、段階的に子ども達同士でやりとりができるように発展させていく。この経験を通して認めてもらう喜びや、自分を発信することへ自信をもってもらうのがねらい。

 

保育者は他児と比較するような表現ではなく、個々を認めてあげるように心がける。

 

『どんな遊びが好き?』『好きな食べ物は?』と以前勤めていた保育園で誕生日カードに載せる質問を子どもに投げかけたところ、首を傾げて返事が返ってこなかったり、友達とまったく同じ答えをしたりする姿もあったけど、お家での出来事や『◯◯をママに買ってもらったの!』は自分からよく発信してくれるのでキッカケとして素敵だなと。 

 

ここのところ雨続きで、子ども達も心なしかモヤモヤ。明日は晴れてほしい!

 
 

If I was in charge of toddler class, I’d like to have an activity called “show&tell” at a nursery in Japan.

 

It’s a time to introduce their own toy in front of another. Children’ll be asked 『who do you play with??』『when do you play with it??』『How do you play it??』then we expect children to answer these questions confidentially and built their self-esteem.Teachers would encourage to acknowledge children indivisually, not to comepare with other.

保育所保育指針

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今週もお疲れさま〜とお茶しながら一読。

堅苦しいから敬遠しがちだけど、開いてみると面白い。

 

 

地域社会や家庭において、育児についての見聞や経験が乏しい人が増えている一方で、身近に相談相手がなく、子育て家庭が孤立しがちとなっている状況がある...』

 

 

うんうん。となる箇所や、

 

 

保育所における保育は、保護者と共に子どもを育てる営みであり...保護者の養育する姿勢や力が発揮されるよう、保育所の特性を生かした支援が求められる』

 

そう私たちはあくまで支援をする立場で主体は保護者。

 

保育者『そろそろお箸の使い始めてはどうですか?』

保護者『そうですね。他のお子さんはどうですか?』

 

ではなく

 

保護者『そろそろお箸を使い始めてみようかと思うんですが』

保育者『分かりました。それでは園でも最初はフォークと併用で始めてみましょうか。持ち方とか気にして見てみますね。』

 

が理想だなぁと考えさせられたり。

 

 

保育所や地域の行事などに参加したりする中で、日本の国旗に接し、自然に親しみを持つようにし、将来の国民としての情操や意識の芽生えを培うことが大切である。保育所においては国旗が掲揚されている運動会に参加したり、自分で国旗を作ったり、自然に日本の国旗に親しみを感じるようにさせることが大切である。』

 

これが一時期話題になった愛国心の一文かぁ!と妙に感心させられたり。

 

でも、この愛国心(Patriotism)についてはアメリカとの差は何なのかなぁと思ったことが何度かある。一昨年ちょうどアメリカの建国記念日(July 4th)の時にニューヨークにいたんだけど、著名人がこぞって自国愛をTweetして、至るところでパレードがあり、アメリカンフラッグのTシャツを着た赤ちゃんやフェイスペイントをした子どもで、街中が赤・青・白で溢れていた。

 

きっとこれは小さな頃から積み重ねられてきたものだろうと思い、ちと調べてみた。

 

www.liveabout.com

 

記事によると、愛国心を持つ上で大切なのは、

・選挙に参加する

・社会的な関わりを持つようにする

・伝統的、国民的なイベントに参加する

・国旗を掲げる

・書籍等のメディアを通して愛国心をシェアする

・自国の歴史や文化に触れられるような休暇を計画する

 

だそう。共通して言えるのは、保護者を含めた周りの大人たちが自国を尊敬し、誇りを持っている姿勢を見せること。

 

日本は好きだけど、愛国心を全身で表現するのは....と日本人の気質のようなものがあり、その奥ゆかしさみたいなものも大切にしたいなと思ったり。もちろん歴史的な背景もあり、欧米と同じようにはいかないのだと思う。

 

今、日本の保育を海外へ向けて発信するプロジェクトに片足を突っ込んでいるのだが、これはこれからも興味深いトピックになりそう。