とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

今学期の学びと子ども庁。

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今セメスターで学んでいるのは、middle and late childhoodと呼ばれる6~12歳の子どもたちの発達について。こちらの保育士免許にあたる資格は乳幼児から小学生までが対象になっています。前セメスターは乳幼児期を主に学んでいたので、日本で保育士試験を受けて現場で働いた経験が助けてくれた場面が多々ありました。が、小学校教員の経験はないので今回は未知の世界。

 

乳幼児期と比べ複雑化する子どもたち同士の人間関係の構築について、またそれを顧みた時の大人同士のコミュニケーションについて、そこに繋がる心理学・インナーパーソナリティについて学ぶことが主軸になっています。

 

今セメスターの前半戦を終えて....

Sociogram。面白かった。

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このsociogramというものを子どもたち同士の繋がりを理解するツールとして使用するということがとても新鮮で新しいことでした。ただ、この大人の視点で子どもたちの社会的な繋がりをビジュアル化することが子どもに対して先入観を持ちフィルターを構築するlabelingに繋がらないだろうかと疑問にも感じたり。子どもたちを理解する上でのひとつの材料であるという認識をしっかりと持たないと危ういなぁということも学びました。

 

animated infographic

パワーポイントで、自分が選んだ人権に関するトピックについて約3分のアニメーションを作成しました。保育や子どもたちを表現する時に言語化という言葉をよく聞きますが、方法は言葉に載せるだけじゃないよな、方法はいくつもあるよなというシンプルな意識を思い起こさせられた機会になりました。自分の関心事・視点を表現する機会をまたひとつ得られたようで楽しかった。「途中でBGMが切れている」という理由で減点をもらったまさかの結果でしたが(笑) アニメーション頑張りました。

 

youtu.be

 

また、前セメスターの課題ですが、カレッジ付属のデイケアのブログ内でグループプレゼンテーションが紹介され、じわじわと嬉しさを感じています。一番最後にあるBIG IDEAというやつです。

senecaecelabschool.ca

 

 

最近、日本の子ども家庭庁、子ども庁のニュースをふむふむと拝見しています。恥ずかしながら省庁の区別があまりついておらず、今回をに機に改めて検索するに至りました。浅はかですが個人的には、外局とする庁という扱いではなく子ども省という扱いにして、庁を再編できたら良いんじゃないかと考えています。厚生省があまりにも多岐に渡る分野を担いすぎているように感じるのと、省が主に担う政策の実施機能ももちろん必要ですが、現在の状況から大臣が単独で閣議にはかることのできる点は大きく作用するのではないかと感じているからです。

 

合わせて、議員などの男女の割合をあらかじめ一定数に定めて起用するクオーター制度を導入したら良いですね。80代のおじいさんには思いつかない、想像のつかないことがたくさんあるはずですから。