とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

保育者自身がつける価値


保育士はなぜ名刺を持っていないのか。介護職の方なども同じでしょうか。

首都圏で複数の園を展開する「茶々保育園グループ」が
保育士の地位向上のために名刺制度を導入したことで、以前メディアに取り上げられた。

 

ure.pia.co.jp

 

保育士に名刺が必要かどうかという点については、社会福祉法人等の団体の所属する限りNOだが、この記事に載っていた、

「自分は何者かが伝えやすくなり、“保育園の誰か”ではなく自分自身を知ってもらうチャンスになるのが嬉しい。」

という保育士の方のコメントは、フリーランス保育士が増えてきている現状と繋がっているのではないかと感じた。

 

近い将来、保育者が自分たちで価値を付けていく流れがくるのではないかなぁと個人的に思っている。もともと保育は生産性のある仕事と比べて具体的な数字がだせるものでもないし、その価値を測るのは難しい。だからこそ、個人レベルでその価値を高めて経験に基づいた価値を作っていくことが重要になってくるのではないかなと。

 

「評価された集団の中の保育者」ではなく「個人として評価される保育者」

 

実際、園の評価とその中で働く保育士の平均的な技術がイコールではないからね。

私も個人としてのスキルを日々磨いていかねばと思う日々です。

 

 

 

この前いただいたピヨコたち。同じように見えてショーウィンドの中で個人を主張してました(笑)

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はだし保育 barefoot-nursing

 

私が勤める園には、園庭が全面芝生の園と、砂の園があり、ふと子ども達の足の裏を触ってみたところ

 

硬さの違いッ!!にびっくりでした。

 

芝生の園児さんは足の裏は柔らかく、砂地の園児さんは母指球の部分やかかと部分を中心にしっかりと土台ができている。

 

そんな2園の交流会でかけっこ競争をした時、その差は歴然だった。

 

芝生に慣れている児は、地面を足で掴む感覚がなく、痛さもあり、なかなか本来のパフォーマンスができず。一方で砂に慣れている児は、指先まで使って地面を蹴る、踏ん張る感覚が身についているようで一歩一歩が力強かった。

同じ保育方針を行っている園でも環境が違うとここまで差がでるのかと正直驚かされた。

www.theguardian.com


靴を履くことが主流の欧米でも裸足を推奨する声も聴かれるが、私が勤めていたカナダの保育園でも、友人の勤めている保育園でも靴を履いて過ごしていたし、靴の脱ぎ履きの練習のために冬場はスノーブーツも時間をかけて自分たちで履くように見守っていた。実践している園はマイナーだと思う。

 

保護者の目線で見ると、芝生の方が魅力的に感じる方は多いようで。実際園のHPに芝が全面に敷かれている写真のアップすると見学希望者が増え「全面芝はいいですね」とコメントをくださる親御さんも多い。


今まで私が思っていた以上に、保育園を観るということに置いて重要な点だなと感じた。

 

ちなみに、ネット上で就学に向けて靴下を履くことへ抵抗感が生まれるのがデメリットとしている方もいたが、その点については「?」だった。それはデメリットとする程大きなことなのか?私の経験から言わせていただくと、そこの線引きは子どもたち自身しっかりとできている。

 

 裸足...で思い出して引っ張り出してきたインドの写真。この子たちと裸足でワイワイしたの楽しかったなぁ。

 

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what are your thoughts on barefoot-nursing??
My preschool has two type of branches which has a lawn playground and a sand.
I've surprisingly known that children's soles that spend most time on sand are harder than other. Also when we held a foot race, children who play on sand did perform well and they said 「didn't hurt at all」But on the other hand, children who regularly play on lawn said 「couldn't run as usual」

I was re-realized by this fact, how important the environment at school is. Even though two branches have same educational method, one difference brings huge impact.

WONDER

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ついに読み終わった!!

海の向こうの学校生活のことについて、使われているボキャブラリーを学ぶことができて良かった。

 

ご褒美のエスプレッソ アフォガード フラペチーノと共に♪名前長ッ(笑

 

 

I've just finished to read it.
That was so awesome!! It was funny and also very touching(actually I sobbed out a bit).

It was good for learn English. Also good to
know about school life in US, learning tons of vocabulary which used at school.

仕切り直し!


6月に突入〜。


4・5月は新学期の開始、懇談会、遠足などのイベントがあり。8月以降は運動会や発表会、敬老の日勤労感謝の日などのイベントに追われることを考えると、6月は年度の見通しを立て直す良い時期。


4月から過ごして、改めて考える年度終わりの子ども達の姿。

そこを目指すにはどんな環境設定をして、どんな仕掛けを作ろうかな。



これ!って言う方法がないから想像が広がって面白い。

きっと違うなぁ〜とも意外と良いねとも
たくさん感じるんだろうな。



Hello June!!

It’s good time to think about yearly curriculum and revise. We’ve been figuring out students character and grade of development since we started the new school year in Apr.

There’re ton of events that we hold in the school. Japanese traditional, camping,sports festival,performance day etc..since Aug.(that’s too much tho)

There’s no certain way to educate, bring up children. Huge possibilities.
This fact make me excited how to make the environment of class, what activities I set up for them.

I’d think that’s worse than I expected, It’s extremely good!! 











自己紹介 intruduction

 

思い付きでこのブログを始めました。バックグラウンドを紹介してより閲覧してもらえるといいな。

 

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大学時代   専攻は海洋学

卒業論文西表島に移り住んでのモニタリング

インターンで水族館を回るもしっくり来ず

 

海洋生物が人間になるくらい.....と、なんとも軽い気持ちで保育業界に突入

地元の保育園で補助として働きながら、通信教育で保育士国家試験を受験

 

 

2年かけて合格!

 

 

その後、日本の保育園に6年勤務

 

とある保育セミナーで、日本の保育は30年遅れているという話を聞き、ショックを受ける

同時に様々なメゾットや幼児教育が国民性などと繋がっていることに興味を持ち、1年半カナダへ渡航。現地の保育園で補助として勤務。

 

帰国後、日本のインターナショナルプレスクールに勤務。

 

現在、次のステップに向けて日本の保育園で働きながら準備中。

 

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保育士の方、保育業界で関わる方、異業種の方、いろんな方と繋がり意見交換したい。という願望を助ける機会になればと思いはじめました。

 

 

とことこ発信します!

 

ほ・ほ・ほたる firebugs

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仕事をちゃちゃっと切り上げて、裏山へホタルを見に行った。  

 

年々知られるようになって、

人も増えてきたけど淡い光の魅力は未だ健在。綺麗。

 

 

最近思うのが、ジブリ作品の中でももののけ姫風の谷のナウシカが好きなのは、この環境が大きな影響を与えていたんだなと。

 

I  went to the hill backside of my house and watched fireflies after working. 

That was very stunning and amazing.

Recently I realized that I'd like “Princess Mononke” and “Nausicaa of the valley of the wind” rather than another Ghibli animations because of the environment surrounded me when I was child.

 

 

【参加してきました】6か国で学んだ保育の実践

今日も保育のセミナーへ参加させてもらった。

幼児教育ラボ ~保育者のための学びの場~

 

集まりに参加するたびに、自分の考えや意見の薄っぺらさとか一方通行な感じに落ち込むけど、私の小さな考えにいろんな方面からトンネルを開けて、いろんなものと繋いでくれるので価値がある。だから多少遠くとも足を延ばせる。

 

今回ズッゴーンとなったのは、日本人として子どもに魅せられる保育を話してくれたShingoさん。ひとつ前の記事で書いた保育のICT化とか、壁面とか。私は日々の業務の簡素化について保育者の視点が強すぎたし、カナダや海外の保育園壁面がないのはその取り組みのひとつとばかりに思ってたけど

 

『はさみを使って細かな作業をするとか壁面を作るとかある意味日本らしさ』

『減らすことで失うものもある』

『掃除をするや花を生けるや保育者の姿を見て子どもに伝わるものがあるのでは』

(ご本人が見ておっしゃた事と私の解釈と違ったらごめんなさい...)

 

私自身まだよく考察できていないのだけれど、すごく良い刺激もらえたのは確か!

 

保育ってたくさんのメゾットや方法があり、それぞれにいろんな特色があり、単純に視野を広げたいと思ってカナダにも行き、次の働き先も決めたけど、まだまだ浅い!

 

 

I took part in the seminer today.They made a presentation about a practice which they did at a nursery school they're runnning after visiting 50 schools in 6 countries. 

when I participate in the seminer, I always feel like I'm living in a bubble.I tend to forcus on one aspect of things but participaters show me another thoughts that I never thought.

They introduced us "story book","forest kindergartens","working enviroment of teacher"etc... I'd like to visit preschools over the world and experience how they spend the time with children and enducate them. Seeing is believing.