とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

テレビの世界と現実世界と。

先日、今アメリカを中心に起きているrasism(人種差別)やそれに伴うprotest(抗議活動)について子どもたちへ発信されたCNN×セサミストリートの放送を観た。

 


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edition.cnn.com

 

↑英語ですが、ここで見れます。

 

子どもの頃に自分がテレビで見ていた番組は、自分たちがいるところとは違う世界という印象で、楽しく見てた一方で、自分の住んでいるところとはかけ離れた感覚もあったな。テレビの中の世界はテーマパークのような、実際の世界とは異なる楽しさを得るところだったように思う。

 

なんでみんな集まっているの?

みんな心配そうだし、悲しそう。。。

レイシズム(人種差別)ってなに?エルモ分かんないよー

 

と、放送の中でエルモが質問を投げかけ、その質問にひとつひとつ答えた後エルモのパパが『世界がすべてセサミストリートのようではないんだよ』と答えたところが響いた。あ、これは同じ世界で起きてることなんだって。

 

 

日本の子ども向け番組は、季節感は追うものの実際の世界で起きている事とはリンクしない場合が多い?現実とは離れている?でも、デザインあ・ムジカピッコリーノ・ミミクリーズとか日本語で遊ぼとかね。そこには違った良さが隠れてるじゃじゃまるピッコロぽろりハッチポッチステーションと育ったことは今でも良い影響を受けている。

 

今回のセサミストリートは、子どもたちが社会の一員であることを映しているように感じた。でも表現疑問に思うところもあって。繰り返し観たいな。

 

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通常開園が始まり2週間。子どもたちの様子もだいぶ変わった。やりたい気持ちも、嫌な気持ちも真っ直ぐ出てくるようになったし、子どもたち同士で玩具をめぐって揉めたり、言葉のやりとりも増えてきている。

 

私自身も学ぶことが多い。

 

金曜日は園庭探検というものがあった。みんなで園庭を回り、どんな遊具があるのか約束事を伝えながら探検をするのだそう。初めてのことだった。園庭にある遊具を一通り巡り、飼育されているウサギや鳥と触れ合った後、さぁここから本格的に遊ぶのかなと思いきや『はい!じゃあ今度遊ぼうね。お部屋に戻ろう』

 

『えぇぇぇぇー!』と声に出しそうになった。それだけ楽しそうなものを紹介されて、じゃあ次回ねって半殺しかい(笑) って私が子どもだったら思うかな。その日は金曜日。週末で持ち帰るものも多いから、普段より時間をたっぷり取って、子どもたちが自分でお支度を進められるように考えての決定だったのだと思う。月曜日から給食も始まるからその話もしたかったみたい。

 

それぞれ優先したいことは違うもんなぁ。

 

まだこの園で働き始めて一ヶ月ちょい。まず1日の過ごし方や園の対応を知ることを心がけているけど、その中で私がもし担任だったらって考えることがすごく楽しい。

 

もし自分が担任だったら....園庭探検は、子どもたちから意見を出してもらうかなー。年長も巻き込んで『園庭が初めての年少さんに伝えたいことは?』と子どもたちに聞いて、それをどうやって年少に伝えていこうか話し合うとか。知っておくと良いことは、約束的なもの出るかもしれないし、ここにどんぐりがいっぱいあるみたいな園庭プチ情報がでるかもしれない。

 

あー、楽しいな。