とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

2園目を訪問してきました。

 

今回もDaycare訪問をしてきました。小学校と同じ敷地内にありすごく広い!ひとつ目のドアは工事中のために閉まっていて、ふたつ目のドアは先生専用、3つ目にしてやっとインターホンを押すことができました!

 

案内する人がくるから待ってて~と通されると日本人の先生が!カナダ在住10年以上になる方で、彼女が受けた日本の教育とこちらのしくみの違いについて、また「日本を動かしている叔父様方に言いたいことがたくさんあるのよ!」と話す姿はとってもエネルギーがあってこの出会いがとても嬉しかった!

 

話の中で彼女が繰り返しおっしゃっていたのは 「子どもたちにはそれぞれのペースがある。」ということ。トロントに来る前に話したアメリカの先生はrepeat yearがあることを話していたので伺うと「repeatするということは保護者もしくは保育者が遅れていると感じていたり、改めて学習する必要を感じているということ。私たちは、子どもたちは自分のペースで周りからいろんなものを感じ取って成長をしていて、遅れるとかいう概念はないと考えている」と話していました。

 

指導計画についても週ごとにテーマを決めているが、その週終わったからと言って変更するのではなく子どもたちを観察して興味関心のある場合は同じテーマを設けるし、途中で違うことに興味が出たように感じたら、週の途中でもテーマを変えて、それに合わせてクラスセッティングを変えるのだそう。

 

指導計画を作るのは週1で一時間設けられているmeetingのみ。11:00~子ども達がLunchを食べている間に他の先生に入ってもらい話し合いをするそう。担当の先生たちは毎日、その日の子どもたちの様子から何を感じたか見つけたかをシェアできるように書き込み、次の指導計画はその観察結果をもとに作る。

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クラスルームの中に設定されたコーナーはそれぞれ領域ごとのねらいがあり、

Social

Emotional

Physical

Cognition

Communication, language and literacy

 

以前、私は6:00PMに園を閉めるのがオンタリオの規定だと思っていたのだが、実際はプライベートで7:00PMまで空いているところがあったり、中には24/7の園もあるのだそう。工事の仕事に従事している保護者などに配慮した結果なのだそう。

 

ここは事前にregisterした先生のリストがあり、長期休みに入る先生がいる場合など事前に顔を知っている先生にsupplyを頼むそう。オンタリオ州もそういうシステムを設けているが、事前に顔見知りの先生がくることにより現場がより円滑に回り、結果子どもへの影響も少なくて済むという考え方から。ちなみに州のリストにregisterしている先生を頼むと高いらしい(ほかの園の先生談)。でもこうしたシステムがあることで、子どもによって変化する必要な人員に対応できているのだなぁと。

principalにも合わせていただき、すごく明るい人柄に惚れた。今週は勤務する先生の誕生日みたいで前に行ったピザ屋でもよい?と同僚同士で誕生会の話をしていました。規模が大きいけど、こういうアットホームなところが残っている雰囲気は〇。

にしても唯一撮った玄関脇にあるlost&foundコーナーにこーんな大量の衣服がww

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こういうところは日本のやり方をいいとことして取り入れるとよりオーガナイズされる気がします。こんまりさんも人気ですしいね。

10月から外国人労働者を受け入れることになり感じた私の意見を伝えると、彼女が思う日本の教育についても話を聞くことができました。それは食事についてであり、行事のことであり、生活のことであり、身なりのことであり.....。

渡加した際はまたぜひお会いしたい☆

 

今回は外に向けたブログというよりメモになってしまいましたが、シンプルにとても有意義なものでした。突き詰めれば詰めるほど、きりがなくなりますね。トロントラストデイの今日ももっぱらオンタリオ州の幼児教育についてのHPを漁ってます。

帰ったらその日から仕事。さてHolidayも終わります。。。。