とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

入学予定だったカナダのカレッジから新しい情報が届いた。

 

先週末から早くも自主隔離生活に対する慣れがでてきた。

 

それまでは6時半までには起きて活動をし始め、仕事をしていた時と同じようなサイクルを保っていたが、昨日・今日は8時起床で運動も簡略化。良い習慣を慣らすことはとても良いことだけど、まだまだという謙虚な気持ちも忘れないようにしないと、良くなるか悪くなるかは自分次第だぞと。仕切りなおすぞー。

 

 

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これまでの流れ

さて。日々更新される新型コロナウイルスの情報に踊らされ、気持ちの居場所がコロコロ変わる間にも延期になったカレッジの情報が更新されていた。

 

今までの流れはこちらの記事でチェック。2020年5月からカナダのSeneca collegeへ留学予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けSummerセメスターは中止に。実際には、いくつかの学部がオンライン授業で5月からも引き続き行われるが、私が入学するECE(Early Child Education)のコースは子どものいる環境に出向いて行う実習がプログラムの大きな割合を占めていることからオンラインで授業を行うことが難しく中止という運びとなった。今は無職で日本待機中の自分です。

 

hoikutogether.hatenablog.com

 

正式に次のセメスターに移動

先日突然「Congraturations!!」と、数か月前に見たことがある文面のメールが送られてきて思わず開こうかどうか躊躇する。おそらくカレッジの入学許可書だ。だが、入学時期がズレたにしろ入学許可書はすでにもらっているし、事前にカレッジから連絡をもらっていないので疑いの気持ちしか起きない。新型コロナウイルスの混乱に乗じた悪質なメールか.....もしくは、他のapplicantに送る予定だったメールの誤送か.....。

 

疑いながらメールを開いてみると、そこには間違えなく私の名前が。よーく読んで、去年送られてきた入学許可書と見比べてみると。あった。違うところ。

 

プログラムの開始日が2020年5月から2020年9月に変更されていた。どうやら正式に9月からのセメスターにspotが移動されたようだ。他のファイルに目を通すと、既に支払っているtuitionも次回のセメスターに移されたことがきちんと書いてあり、ひとまず安心した。

 

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違うところは他にも.....。

送られてきた新しい入学許可書と古いものに目を通して見比べて行くと、入学予定日・入学許可書の有効期限の他に明らかに違う点がひとつあった。 

 

tuition(授業料)だ。

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↑5月分の入学許可書   ↓9月分の入学許可書

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『Estimated Tuition Fee for Two Semesters』を見ると違いに気付くと思う。最初に受け取った5月入学分のtuitionは $14733.49/年。新しく届いた9月分のtuitionは $15420.82/年。$687.33の差があり、入学時期がひとつ違うだけで約5% tuitionが値上がっている。10万の位の数字が増えるとビジュアルで受けるインパクトはデカいよ。。。

 

調べてみると、これはSeneca collegeに限らずカナダ全体で言えることのようだ。

uwimprint.ca

 

記事によると、2019/2020年 International studentsが払ったtuitionの平均は $17,744/年 で4.4%上がっている。大学生にあたるInternational undergraduate studentsは7.6%上昇で平均して$29,714/年 を請求されるというから目が飛び出しそうになる。

 

こちらはオンタリオ州についての記事。

www.cbc.ca

"I was shocked to see, on average, international students pay about four times more in tuition than domestic students," said Daniel Je, a content editor at OneClass.

「留学生がカナダ人学生に比べて平均して4倍以上の授業料を払っていることはとても衝撃的だった。」と、OneClassのDaniel Jeは話す。

払う側が一番ショックだわ!と思わず声が出そうになった。

 

大学側は留学生の授業料に収入面での依存があり、このままの状態が続けば10年の間に留学生を受け入れるために国内の学生枠が縮小される可能性もあると。しかし、自分の学びたい分野を学びたい環境で享受するには、支払う以外の選択肢がないのが実際であることがもどかしい。

 

すっかり忘れていた夏休みの存在

そして、ここに来てもうひとつ予定外のことが立ちはだかる。

 

9月にセメスターを再スタートできる見込みが立ったので、まだ不確定ではあるが航空券検索サイトもチェックしてみた。入国後~授業初日までに現地で申請すべき書類もあるため7月中旬~8月初旬の間で航空券検索をしてみて、またまた数字を疑った。とりあえず疑ってみる性格。

 

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https://www.skyscanner.jp/

※筆者は、飛行機の乗り換えをして本人は台湾にいるのに、荷物はフランスに到着するlost luggageを経験したので直行便のみの検索結果になります。

 

↑この時期の平均価格が16万円、8月になると19~20万円が相場となっていた。ちなみに当初予定していた3月29日の航空券チケットは10万円台。

 

よく考えたら、この時期はすでに夏休みモード。そりゃ航空券の値段も上がるわけだ。しかし、この状況でも夏休みは夏休みなのか.....。以前、航空券の価格変動について調べ、機体の種類、座席数、ルートの需要、など、航空券の価格を決める要素は他にも色々とあると旅行会社で働く友人から聞いたが、今後価格が変わっていく見込みがあるのか。自分が持ち合わせる知識では読めないところだ。

 

きたる未来により備えよ!

ここに来て再度金銭面の問題が浮き彫りになる。いろいろギリギリなもので。現時点で払ったtuitionは1セメスター分のみ。2年目にはtuitionが値上がる可能性があり且つカナダに辿り着くための航空券代も当初の予定よりもかさむことが有力。現地ではlaid off(解雇)された人も多いようなので、働くことも難しいと思っておいた方がよいかもしれない。

 

 3月末で前職を退職してから、働くならやっぱり子どもと過ごす環境身を置きたいと考えていたが、5月~8月までの短期間で雇ってくれるところは数える程、且つ緊急事態宣言で学生アルバイトも職を失い、内定取り消しが出ている現状。10万円が支給になるし、ひとまず状況を見て可能であれば......くらいに考えていたが、焦る気持ちが高まってきたのが正直なところだ。ただこの状況でわざわざ曝されに行くのか.....。

 

話し相手がいてくれることが本当にありがたい。しっかりとカレッジのキャンパスに足を踏み入れるまで悩みは尽きなさそうだ。