とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

マッキントッシュからのエデュテイメント。

 

昨日は常備薬が切れたので病院へ。まだ処方箋の有効期限が切れていなかったものの、これから長期戦になることも想定して行けるうちに診察も受けてきた。

 

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ふと見た桜にこんなにも癒されるとは。はー。

 

留学が延期になり、仕事もすでに辞めてしまい無職の私ですがそれまで事業主だったため3か月経っても失業手当も出ません。流石に3・4か月は持ち堪えられそうにないので、仕事を探し始めましたが、8  or 9月までの短期 (冬セメスターから再チャレンジする予定のため)、そしてこの経済状況も相まってかなかな思い描いていた4か月のシナリオに沿うものが見つからない。思った以上に時間がかかりそうだ。

 

 

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小さい頃に遊んだパソコンソフトたち

さて。新年度開始早々、以前一緒に働いていた友人から園にipadが導入されたことを聞き、自分はいつから・どうやってパソコンを自分の生活に取り入れ、使い方を学んできたのか思い返してみた。

 

パーソナルコンピューターと呼ばれるものが1970年代に登場し、なぜわざわざパーソナルと言うのかというくらい今では個人が所有するものとして浸透している。約40年の歴史の中でSTEAMという言葉を耳にするようになったのは最近のことだが、教育に繋がるようなソフトは以前からあったのではないかと推測を立てて、実家を掘り返したら我が家にもその一編があった。

 

私が小学生の時、自宅にマッキントッシュ98があった。(マッキントッシュ.....何じゃそりゃ?って方もいると思うので。写真を載せておきます。)

 

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今見ても可愛いフォルム。奥行が半端ない。私の家にあったのは青色。

 

そして私たち兄弟が遊ぶことを許されていたのは以下のソフトだった。

 

キッドピクス
スペランクス
おばあちゃんとぼくと
まきがめ
金魚すくい
Thinkin'Things

 


これピンとくる方がいたら嬉しい。

 

中でもよく遊んだのがこのスペランクス

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パーソナルコンピュータという言葉が出てきて、それでもまだ一家に一台とは言えなかった90年代初めにパソコンが自宅で好きな時に触れる環境を作ってくれたことはとても恵まれていたなと思う。

 

エデュテイメントとは?


そしてこれらのソフトについて振り返っている時に出て来たのが、エデュテイメントという言葉。

 

Education+Entertainment を掛け合わせた言葉で、一般的な娯楽に教育的な要素を取り入れることで基本的に、遊んでいる、楽しんでいると、いつの間にか自然に知識がつくと定義されている。

 

文部科学省も子ども向けサイトを立ち上げている。去年度までは『子供エデュテイメントコンテンツ』という名称で文部科学省のサイト内で運営されていたが、今年度から大幅にリニューアルされていた。

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↑旧サイト ↓新サイト

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セサミストリートやお母さんといっしょ等、Eテレも番組もこのエデュテイメントに該当するだろう。小さい時に大好きだったむしむしQやえいごであそぼもそうだったんだなぁ。

 

海外のエデュテイメント

2019年にアメリカ・オハイオ州で行われたEdcampに参加した時、スポンサーにPBS kidsという子供向け番組の制作会社が参加していて、資料から年齢別・カリキュラム別で実に様々な番組が子どもに向けて開かれていることが分かった。それぞれの番組が子ども向けサイトと保護者向けサイトを持ち、ほとんどの番組が専用のアプリも持っていた。

 

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これはセサミストリートの番組について。対象年齢・カリキュラム内容・関連したアプリやソーシャルメディアなどの情報が記載されている。

 

こういうのを見て、面白いなあと思う反面生かすか殺すか親の考え方も大きいのではないかと思う。どこかの県ではゲーム時間を規制する条例も通ったが、羽交い絞めにする前にひとつの物を多角的に見なきゃね。

 

~いいかもね。って話


個人的には小さい頃からパソコンに触れる環境があったおかげで、小学校ではパソコンクラブに所属して、書類や卒業論文の作成も分からないながらに感覚的にやり方を自分で探したりもできた記憶がある。


キッドピクスをいじっていた自分を思い出して、私がお絵描き好きであるルーツはここになるのかなと感じたり、実際私以外の兄弟はみんなパソコンの中身をいじったり、プログラミングを現在の仕事にしている。 

 

ただこれは子どもの頃から早めにやった方が良い。いわゆる早期教育を促すものではなく、

 

子どもの頃に触れておいた方がいいかもね。

環境って大事だね。
ベストではなくbetterがいいねという話。

 

"やっておいて損はない"を考えだすとキリがない。子どもたちは可能性の塊だし、私たちがこれまで取捨選択してきたものを持ち合わせている、でも、親として子どもの側にいられる時間は限られている。そうなると、できる事を今のうちにという気持ちをより強く感じるのもしれない(親になったことがないのであくまで推測ですが)。

 

 

英語に関して言えば、きちんと勉強し始めたのは28歳の頃、海外の保育に興味を持ち始め、直接コミュニケーションがとれたらなと考え始めた頃でした。中学高校の英語の授業はあまり好きではなく、大学でも必要性を見出せず、唯一やってて良かったなと思えたのは、毎回授業の初めに歌わされていたbackstreet boysやall I want for Christmas is you などの曲を一緒に歌えること。

 

ベストのタイミングは、興味を持った時だという考えはあながち間違いではないのかなと感じる。物的に恵まれた環境で、何を(して)あげるかではなく、何をしない(与えない)かがより大事だと感じる。なくても大丈夫な範囲を自分で認識することが必要だなと感じる今日この頃です。