とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

私が毒なのか。メディアが毒なのか。

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先日、カナダ政府から正式に「3月18日までに学生ビザを所持していた人は、入国禁止措置の例外として入国OK」というお知らせが出たので、必要な予防接種を済ませ次第渡航できるように再度日程を考えようと思う。まだ、カレッジの授業がどうなるのかは明らかになっていないが、そこも様子を見て進めていく。

lifetoronto.jp

 

さて。東京都知事が週末の外出自粛を訴えたのを皮切りに、神奈川県・千葉県・埼玉県・山梨県・愛知県が相次いで外出自粛を要請し、その間にもアメリカの新型コロナウイルスの感染者が中国を上回り世界最多。メディアでは、自粛疲れと言われているようだが、日々更新されるニュースを追うのに疲れてしまう「情報疲れ」が多いのではないかと思う(そもそもそこまで自粛をしている人は少ないのでは.....)。

 

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今日は無職・自主隔離3日目。この数年間で初めて昼間の時間帯にテレビを見た。そしたら独特の世界に驚いたと同時に、自分の親にこれを見て定年後を過ごして欲しくないと本気で思ってしまった

 

テレビをつけるとそこに映ってしたのは、とある動物専門学校を芸能人の方が訪れてどんな授業を受け、将来はどんな職業に就きたいのかインタビューするもの。そこは入学と同時に一人一匹犬をパートナーとして持ち在学中生活を共にするという。このイントロダクションの時点で私の頭の中は疑問でいっぱいになった。

 

この犬たちはどこから来ているのだろう。繁殖業者から?競り市で?それともシェルターから?それによって学生の関わり方も、学びの内容も大きく変わるだろうなぁ。」

 

「2年連れ添った後に、この犬たちがどうなるのか出演者の方々は誰も気にならないのか

 

「"こういうセラピー犬がいたら震災や今回のような事態(新型コロナによる隔離)でも大丈夫そう!皆乗り越えていけそうですね" って発言は、東日本大震災で働いたセラピー犬についての書籍を一読した後聞くと、犬もイレギュラーな状況下に置かれて、人間と同じようにストレスを感じる生き物であることがすっぽ抜けていないだろうか。ってか実際に隔離している人が聞いたら.....」

とか。

 

出演者の決められた時間内で話をまとめるために割愛したところや他にも補足したい思いもあったかもしれないと考えつつも、一斉に引き起こる「へーっ」という相槌や頷く仕草に、これをずっと見続けちゃいけないなという危機感しか起きなかった。

 

私が毒なのか、メディアが毒なのか。

 

 普段、外に出てばかりいたので現在の自己隔離の状況から新しく知る世界も多い。

 

ただこれが数週間単位で延びると話は別。ベルギー在住の友人と久しぶりに話すと、感染者の波がどんどん自分の地域に近づいてきているストレスと、実際に普段はスケート場になっている場所が今は遺体安置所になっている事実にため息が出ることも多いそうだ。集団で集まることを禁止されているために葬儀が行えず埋葬も火葬もできない状態なのだそう。仕事のない今の自分ができることは話を聞くことかな。

 

ニューヨークやカナダにも友人がいるので早速連絡をしてみようと思う。

 

今週末は「外出自粛」ですね。

 

 

ちなみに。個人的に好きでフォローしているモデル・松島花さんは保護猫・犬の里親探しをする個人や団体を応援する活動をされていて専用のアカウントもあります。興味のある方はぜひ。

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