とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

新型コロナでカナダへの渡航が伸びた話。

f:id:mekabu6256:20200321112309j:plain

 

 新型コロナウイルスの影響を受けて、カナダへの渡航が延期になったので、その一部始終を記録しておきます。

 

早急に事態が収まり、こんなこともあったけど今は良い方向に向かっているよと語れる自分になれることを期待して止まない。

 

 

予定していた渡航日程

私が予定していたカナダへの渡航日は2020年3月29日だった。

留学先であるSeneca collegeの授業は5月からのスタートだったが、私が入学するEarly Child Education(ECE)のプログラムには保育実習が含まれていて、授業開始前までに指定の予防接種や無犯罪証明書・救命救急の資格を取得する必要があり、また、NY在住の友人とバンクーバーに渡り、現地の園見学や先生方へのインタビューを予定していたため早目の現地入りを予定していた。

 

前月の2月2日には東京・羽田空港からアメリカ・デトロイトを経由してカナダへ向かうデルタ航空のフライトを予約。その時すでに日本国内にもウイルス感染者がいたものの14~15例目が発生した程度で、カナダ国内では一桁。そこまで深刻な状況ではなかった。ちょうど中国・武漢新型コロナウイルス対策として建てられた新しい病院が10日間という驚異の速さで完成したことがメディアで取り上げられていた頃だった。

 

当初は予定通りに渡航できると思っていた

そこからしばらくは、カナダが中国への渡航警告のレベルが引き上げたり、人から人への感染がカナダ国内で発生したものの、他の国々でも似たような状況が見られたのでひとまず様子見をしていられる状況。むしろ、日本では連日クルーズ船内の感染に関するニュースや日々増える感染者数、2月27日には全国の小中高の臨時休校要請が発表され、渡航を早めた方がよいのではないかとまで思い始めていた。

3月2日には、カナダのジャスティン・トルドー首相自ら「COVID-19の発生している国からの外国人旅行者を入国禁止をする予定はない。短絡的なリアクションを起こしてもウイルスの封じ込めにはならない。」として会見を行っていた。

 

渡航延期が決定的になった発表

動きがあったのは3月12日。トルドー首相のソフィー夫人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが明らかになり、またその前々日11日には、3月2~3日トロントで行われた2万人規模のカンファレンス参加者から陽性反応の出たことが報じられ、一気に緊張感を増すこととなった。

 

同日にはバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州(BC州)が感染拡大防止策の一環として、米国を含めた不要不急の海外旅行の中止・国外からカナダに入ってきた全ての人に14日間の自己隔離の実施を要請した。トロントのあるオンタリオ州は、3月14日~4月5日まで州内の公立学校を閉鎖することを発表。また、中国湖北省・イラン・イタリアからの帰国者について14日間の自己隔離を要請。

 

3月15日にはトルドー首相が「感染防止策として米国や欧州との間で国境を封鎖する可能性は排除しない」と述べたことから周りがザワつき始める。

そして翌日3月16日に恐れていた発表があった。予定通りの渡航ができないことが明確になった。トルドー首相から「カナダ市民ならびに永住権保持者、米国民以外の入国を拒否する」と発表があったのだ。

 

www.cbc.ca

みんな前代未聞の状況に右往左往している

ひとまず、先の見えないこの状況について入学予定のSeneca collegeに問い合わせてみた。

渡航予定が延期になり、セメスターが始まる前までに書類が揃えられるか分からない

・そもそも5月からのセメスター予定通りやります?

 

留学生として行くで、まずはInternational Admissionsにメールを送った。

 

f:id:mekabu6256:20200321100726j:image

 

 

私が投げかけた質問については、アドバイザーのJenniferに聞いてと言われたので、同じ内容のメールを送ってみた。

 

f:id:mekabu6256:20200320185731j:image

たらい回し!?とも思いましたが、実際この質問をぶつけるには時期尚早だったなと思います。誰もが先の見えない状況に不安を感じているからこそ、ひと呼吸置いて、トイレットペーパー買い占めのような状況を顧みて冷静になりたいところ。

 

結局、この後の返信内容は「今は現在授業を進めている在学生の対応に追われている。23日からすべての授業がオンラインになり、すべてのキャンパスが閉まることになっている。次のセメスターについてのアナウンスはもう少し先になると思うな。」とな。

 

 

私の場合はカナダへの留学ですが、この春に留学・ワーキングホリデーを予定されていて、影響を受けている方はたくさんいらっしゃると思います。実際SNS上では、ワーホリからの一時帰国や出発日を延期した方、所属学校のプログラムとして留学を検討していて、学校の判断によりやむを得ず留学を諦めた方も拝見しました。

 

カナダについて言えば、現在発動されている国境封鎖は6月30日まで有効とされています。本当にどうなるか分からない。

 

(セメスター始まるの5月初旬からなんだけど.....。)

という気持ちはひとまず内に留めて。というか、この場でこのいう状況を打ち出すことができただけでも少し気持ちが軽くなったように感じる。ありがたい。

 

さて、今私ができること・やりたいことをやっていこうと思います。

・カナダで終えるはずだった予防接種をすべて日本で終わらせておく

・英語勉強

OneNoteの使い方をマスター

・この状況で無料になったオンライン授業などを試す

・持ち物の断捨離

タブレットでのお絵かき

・海外に住む友人とSkype(みんな自宅待機状態だから時差への抵抗が減ってる)

 

 日々アップデートされる情報に疲弊してしまいますが、吐き出しながら共感しながら乗り切っていきたい。いきましょう。