とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

突然自由と言われても「えー...」ってなるよね。

どうも。最近、英語じゃなく日本語だったらもう少し使える子です。と主張したい気持ちになる真由子です。


今週後半は、園を閉めて職員研修(Staff Training)でした。子どもとの関わり方や保護者との関係性についてセッションをしたり、熱性けいれんのアセスメント行ったり、年間計画を練ったり、最後は園に欲しいものについて話し合い、それをDIYで作りました。

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私のチームはSensory table!!久しぶりにジグゾーを握り、チームメンバーが最後まで完成させてくれました(私はシッティングで途中まで....)!すごい!

 

園の外ではリアル脱出ゲームをチャレンジしたり、今までの研修との違いに驚きがたくさん。

 


今までは玩具や食育のプロを呼んで講演を聞いたり、その後立食パーティなんてところもあったけど、今回は自分たちで進める研修という意識が高かったなと。


うん。面白かった!

 


Staff Trainingの中で、Process Artのアクティビティを行いました。

 

Product Artは、決められたステップや材料があり、お手本を元に進めるのに対してprocess Artは子どもたちが過程や使用するものから自分たちで選び、考えながら進めていきます。

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それぞれProcess ArtとProduct Artのアクティビティを職員同士でやってみて意見交換。


みんなの話を聞いて、どちらが良い悪いではなく両方あって良いのだなーと改めて学ぶ。


両方やってみて職員の中にも、ある程度ガイダンスがあったりゴールが決まっている方がやりやすいという意見も、制限のない方が自由でよいという意見の両方があった。子どもたちの姿を想像してシェアしてみても、この子はこっちのやり方が好きかも、あの子はこっちかな?といろいろな見方が。


2つを掛け合わせた方法もあり、どこまで子どもたちをリードしてどのくらいオープンにするのか。それこそ自分が関わる子どもたちとの向き合い方によるなぁーと感じた。


普段、見本を見てそれに向かって作っている子に突然「自分の好きなものを自由に作って!」と言っても「えぇー....(何していいのかな)」となるだろうし、普段は自由に作ってるのに制限が入るとストレスを感じる子もいるだろうな。


いろんな選択肢が認められるべきだからこそ、保育者自身が引き出しをたくさんもっていて損はないなと思うのです。