牧場物語から感じた自分を取り巻く世界の狭さ。
牧場物語というゲームをご存知の方はいるだろうか。
自分の牧場を大きくしながら家畜を育てたり、野菜を収穫したり、牧場の周りにいる人々との交流を楽しみながら進めていくのほほんゲーム♪♪
だが、大きくなって改めてこれをプレイしている時、自分の意思で動いている行動も実は育成ゲームや子どもの人形遊びのように他人に操作されているじゃないかと感じてビビったことがある。
自分で右へ行こうと思って右へ曲っても、実はその行動は他の誰かに遠隔操作されたものではないかと。
最近、金融やマーケティングの書籍を見るたび私たちの行動は何からの法則に沿っていることが書かれていて思わず、自分が自分のことを決めている範囲ってとても限られているのではないか。自分らしさって何じゃと考えてしまった。そしてこれらの法則をしっかり理解・習得している方にとってこの世界はより狭く、想定可能ものなのかもしれないなと。
私たちの暮らす世界は思っている以上に狭い。
そして子どもたちの世界も。
わたしの母はレーズンが嫌いだったので、家庭にレーズンをはじめドライフルーツが出ることはほとんどなく、小学生になるまでレーズンパンの存在を知らなかったし、
野球をする友達に出会うまで、野球は日本発祥のスポーツだと思っていたし、
カナダに行くまでピーナッツバターは甘いものだけだと思っていて、ピーナッツバター&ジェリーって聞いた時、正気か!って本気で思ってた。
これは決してネガティブではなく、むしろこれから増やしていきたいと思う感覚です。
でも、子どもは受動的に新たな刺激を提供してもらえるけど、大人は自ら踏み出す必要がある。そして、大人になるとこの一歩を踏み出すことに社会的な制約が出てくることもあると感じる。
社会人になってから大学で学び直そうと思っても、ある一定の年齢を過ぎると該当する金銭補助的なものはほぼ無くなるし、その後のキャリアに対する問題も大きなウェイトを占めてくる。
そう、
外へ向くということは時にリスクやコストがかかる。
ただ、これに向き合うことで、自分がやろうとしていることが自分のこれからにどう繋がっていくのか、その価値は自分の中でどの辺りにあるのか、指標を持つこともできるので、私はこの数年ここを考えてました。
そして少しずつそれを行動に起こしていこうと考えてます。
これからも恐れずに一歩を踏み出していきたいなという気持ちも込めて、来月は大阪・新潟へ行ってきます。2つとも子どもたちに関わる講座やイベントに参加するため!
現在 GTP-Kinder (Global Teacher Program Kindergarten)の第2期メンバーが出発にフィリピン・セブ島で切磋琢磨しています。2019年前期、私も大きく影響を受けたプログラム。現地同行は叶いませんでしたが、遠くから応援してます!