とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

公園って。

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昨日・今日と偶然にも子どもたちの自宅近くにある公園が閉鎖になっていた。

 

ひとつは、ボール遊びを可とするためのフェンス設置。

もうひとつは、公園を囲む外壁の補強工事。

「外で遊ぼう!」となると決まって公園へ向かっていた子どもたちにとって、居場所がひとつなくなることは、当たり前を考え直すいい機会になったようだった。

 

ボールで遊びたい。

でも、行きたい場所は駐車場のすぐとなり。

 

砂場で遊びたい。

でも、砂場のある公園は小さくて他の遊具が何もない。

 

ボールも砂場もある。

でも、自宅から遠くお母さんの自転車に乗ってしか行ったことがない。

 

結果子どもが選んだのは、砂場のある公園。理由を聞くと「今日は雨が降った後だから泥団子が作りやすいから」だそう。ナイス!

複数の選択肢に優越をつけて決めるのではなく、何が一番大事か・重視したいか、更に今の状況を考えて、答えを出すことができるんだなぁーと子どもが答えを出すまでに辿ったプロセスを想像して、じわりと感動した。

 

公園。コミュニティの中で年齢を問わず集まりそれぞれの時間を楽しめる場所。一方で最近はマナー違反が多くみられるようになり、制限も多くなっていると聞く。

 

時には、そこにいない、でもコミュニティの中にいる人のことを考えなくてはいけない。子どもにとっては少し難しいことかもしれない。でもそういうことを考える機会が社会の一員であることを実感する機会に繋がるのではないだろうか。「~したらどうなるだろう?」尋ねても答えは「わかんない!」「しらない!」かもしれない。でも尋ねたことが後々改めて考える・答えを探し出すきっかけになったら。それだけで尋ねたことの意味は想像以上に大きいと思います。

 

 

ひとまず次回はまた公園で思いっきり遊べるますように!