とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

学びと移動距離

 

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『アイデアの量は移動距離に比例する』という言葉を過去に聞いたことがある。私の場合、アイデアというより学びだが、すごく納得した言葉のひとつで物理的な意味も、精神的な意味もあると考えている。

 

20代前半で海洋学の分野から保育へシフトを図った時。大学を卒業した直後でお金も資格もない中、いかに働きながら効率よく国家試験の勉強をするか日々考えて、失敗して、変更しながらやり遂げた。フルタイムの後の勉強は寝落ちの連続だったけど、10科目を制覇するため2時間単位でマネジメントしてみたり、月の合計学習時間を設定して平日・土日の中で割り振ってみたり。自分のメジャーとはまったく異なる分野への挑戦という意味で精神的な移動距離がとても大きかった。

 

カナダに渡航し、レストランと保育園で働いた時は 8:00~17:00まで保育園、19:00~1:00までレストランというシフトを「吸えるモンは全部吸ったれ!」という姿勢でやり切り、体調を壊しまくる経験もしたし、気温がマイナス30℃までになると己の身体にどんな変化が起こるかも体験した。第二言語として英語を話すグループの中で、第一言語を通して会話をされた時の不信感とか不安感。まさかこの人と分かり合えるとは!って共通の言葉があることの喜びもたくさんあった。これは物理的な移動距離から感じた学びのほんの一部。

 

新しい環境への移動距離の長さは学びの量にもアイデアの量にも比例する。

そして今すごくこういう経験を欲してる。短期間でも今自分のいる場所から離れたい。

 

と、いうことで。今回は前置き!

近々、来年一発目に考えていることをお知らせさせていただきます。あー言っちゃったからやろ(笑)。宣言してからそこに近づけるために頑張るタイプ。