とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

反省。。。

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久しぶりに大・大・大・大反省。

今年度私はフリーという立場で3~5歳児クラスへ必要に応じて入ってます。普段 集団の流れについていけなかった子をフォローしたり、泣いていたり気持ちが落ち着かない子と別室に移動して静かな時間を作ったりしているので、担任に比べて優しい・許してくれる範囲が広いという認識を子どもたちに持たれていたことは私自身感じていたのですが、

先日、お休みだった担任に変わり、メインでクラスを受け持った時、明らかにクラスの雰囲気も異なり『いやだよ』を繰り返し口にしたり、大人が知っているのを分かっていたずらしてみたり。空気がざわざわしていました。子どもたちも"今日はこの先生だから大丈夫"と、受け入れてもらえるという期待がいつも以上に大きくなっていたのだと思います。


なるべく気を荒げずに声掛け、様子見をしていたのですが、子どもたちに”みくびられている”といるという気持ちが大きくなり思わず一喝してしまった。
『先生が変ってもやることは一緒だよ!今なにやる時間なの!』

その瞬間、

私もあっ!ってなった。

子どもたちもあっ!ってなってた。



あーやっちゃった。


心のどこかで『子どもたちを言う通りに動かすこと』が保育士の力量だという気持ちが残ってた。そうじゃないのは頭で分かってるのに、結果、子どもと対立しちゃった。その日は一日、落ち込む私&いつもと違う雰囲気を察して不安な子どもたち。楽しくなかっただろうな。


以前『一度認めると許されると思っちゃうから例外は作ってはいけない』と先輩に言われ、最初の頃はなんの疑問も持っていなかったけど、今は考えが変わった。


大人だってパフォーマンス悪いもあれば、いい時もあるのに子どもには毎日同じクオリティを求めるのもおかしな話。大人は、悪い時の対処方法を心得てるけど、子どもはそれを学んでいるところ。『これをやらなきゃだめ』とストイックになるより『今日は気分が乗らないのね』と受容してあげる姿勢が大事だと思います。本当はいけないことと良いことの分別はついていると思う。やるべき時間にできないのはダメっていうのは今の日本の政治家みたい。一度失敗すると辞任するみたいな。じゃなくて、一度機会を逃しても次があり、そこから何か学び取れる言葉かけや環境が大事だと思うのです。



もー今回は本当に反省しかない。

子どもじゃなくて私自身がきちんと保育スタイルを確立しないとな。そして理解して見極める力をつけたいな。翌朝、何事もなかったように駆け寄ってきてくれる子ども達に申し訳なさでいっぱいになった。あー純粋!