とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

『ヨコの関係性』横浜勇気づけ保育士の会に参加しました!

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昨日は『横浜勇気づけ保育士の会』に参加。
イベントとなると東京近辺まで出ることがほとんどだったので地元での集まりがあるとは嬉しい限り。

そしてこの業界の狭さ(笑)参加前にFacebookを見たときから共通の知り合いがいることは把握していたけど、実際に会って話すと、以前にも同じイベントに参加していただとか、主催者の方と知り合いとかいう接点がどんどん出てきた。
こういうきっかけって距離を一気に縮めますね。


今回はアドラー心理学の3ポイント

①目的論

②横の関係のコミュニケーション

③課題の分離

を基本に実際の保育現場の例を挙げて考えました。



横の関係のコミュニケーションについて話している中で出たのが、午睡の間はどんな活動をしているの?その議論の中で出た、午睡が必要のない5歳児で会議を開いてみたという取り組みが面白かった。どうやったら午睡は静かに遊ぶを自然と子どもたちから引き出せるのか考えて提案したそう。

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テレビとかで大人が会議してるの見たことある?
大人はどんな風に会議をしてた?
『静かにやってる!』
『人の話を聞てた』
『座ってやってたよ』



じゃあみんなもやってみる?

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その時は1時間、小さな声でこうじゃないあーじゃないと子ども達同士でひとつのテーマについて議論を繰り広げていたそうです。

午睡中は寝なくちゃいけない子もいる限られた空間の中で、どうしても『静かに!』が先行してしまいがち。職員の配置や設備の関係で園庭に出して遊ばせるができないところも多いそう。午睡の時間が連絡ノートを書く時間だから、寝かしつけの時間が午後の業務を左右するなんて声も。



これってやっぱり大人の都合なんですよね。
連絡ノート書かなくちゃとか職員の配置とか。



それで『静かに!』って言われてもそれは聞けないなぁと思います。

そこにはやっぱりヨコ並びの関係性が必要なんだなと。



普段から子ども達が好きなことをできる時間を保証してあげた上で
『今、先生ノートを書きたいの。寝ている子もいるから静かにできる遊びを考えてもらえないかな?』と子どもに聞いてみる。



あなたの時間も保証するから、私たちにも時間をくれないかな。というスタンス。


ちょっとへそ曲がりな子も『しょーがないな』くらいには思ってくれるんじゃないかな。


先生たちとスーパーマンじゃないのよ。っていうことを見せる大切さってこういうところにあると思う。





その後に、同僚と5時間じっくり保育を語る。あーまだ語れるわ。