とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

SDGsについて考えた。

先日仕事がキャンセルになり、夏についてのブログを書きながら急遽できた時間を作って読んだのがコレ。
 

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Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)
先日パシフィコ横浜でも大規模なイベントがあったのですが残念ながら参加できず。悔しい思いもあり手に取った一冊。
 
2030年までに次の世代に残していける世界を目指して、国連加盟国で共通のものさしを作った。それがこのSDGs
 
 

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具体的な17分野、169のターゲット。そして現在実際に行われている例を見て感じたのは、
 
教育を受けていることがSDGsの達成するためのベースとしてある事実
 
SDGsに組み込まれた様々な分野の専門家の育成、それを実践できる人材、もっと突き詰めれば、今何が起きているかを知り、SDGsが何かを伝えるための読み書きの能力、すべては基礎となる教育を受けるところから始まるのだなと。
 
ノーベル平和賞を受賞したマララさんも演説の中で
we want schools and education for every child's bright future. 
 
子どもたちの未来のために学校と教育が必要である。
 
と語りかけ、SDGsのスローガンも
 
No one will be left behind.
 
誰も置き去りにしない。

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ズートピアのように違いが力となるようなムーブメントが起きることを願って止まない一方で、グローバルに大きな枠で決められた指標の中から、それぞれの国や地域に対応した手段を見つけ、ゴールに近づくためのアクションをどれだけ起こせるかは未知数なんだろうなと....。
 
ここから私たち、それぞれがどれだけ自分事にできるかなんだろな。一冊からいろいろ考えた一日でした。いい時間。

夏バカを一度通ってきた利口。

今日は突然、仕事がひとつキャンセルになったのでスタバで読書ののち、ランニングをして、日が陰り始めた頃からシャワー浴びて、前に漬けた梅シロップを炭酸で割って.....。

 

そんなイレギュラーな一日を過ごす中で小さい頃の記憶がふと蘇ってきました。

 

ちょうど7月終わりのこの時期、近所で夏祭りがある日は、近くの公園で友達と遊んだ後、早めに帰宅してシャワーを浴びて「さっぱりしたよッ!」って報告するとお母さんとお祖母ちゃんが浴衣を着せてくれました。

浴衣を羽織って、扇風機の前に立って「あ”---!」ってやるのがお決まりで、あの楽しさは今も変わらない。

 

日が傾くと遠くから炭坑節の音が聞こえてきて、それを合図に兄弟で「早く行こう!」って親を急かすの。

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美味しいとか覚えてないけど、提灯が灯るあの空間で食べる炭火焼された焼き鳥と、キャベツが大きめに切られて、紅ショウガの色が移っちゃってるような焼きそばが好きで、あの特別感は最高だったなー。

 

振り返るとこの頃から夏は自分にとって特別な季節だった。

 

大きくなるに連れて、夏祭りから、部活の合宿になり、ライフセービングになり、西表島での生活になり、子どもたちとのキャンプになり。いろんな夏があったなぁと。

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スキーでこんな遠洋まで出たのは、西表島にいた頃が最後だなぁ。今でたら沈して戻れない。きっと。

 

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由布島で、もう何になりたかったのか分からない。一度バカを通ってきた利口であることを願ってやまない。

 

 

今日も、ひぐらしが鳴いてオシロイバナは綺麗なピンク色をしてました。

今週から夏休みのご家庭も多いことと思います。

お仕事のあるご家庭がほとんどだと思います。

それでも、約1か月という夏休みは子どもたちにとって今も特別であることは変わらないと思います。それぞれに素敵な夏が訪れますように。

 

 

 

ちゃんちゃん♪♪

【お知らせ】8月にイベントします!

 

こんにちは、真由子です。今日で一体、何日連続で雨模様なのか。

月曜日からも雨のようなので室内で行う子どもたちとのアクティビティについてアイデアを巡らせてます。

 

そしてやっと情報解禁となりました!8月にイベントします!!

 

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ニューヨークの日系幼稚園で働くYukiちゃんとのコラボイベントです。それぞれが北アメリカの幼児教育に触れて、体験してきたことをプレゼンします。

 

Yukiちゃんは、日本の教育を受けて育ち、アメリカで先生をする中で感じる日本の保育との相違点、そして多様性溢れるアメリカの保育園の日常について。私は今年の1月に参加してきたアメリカ・オハイオ州で行われてたEdcamp、そしてカナダ・トロントデイケア訪問について報告をさせていただきます!

 

hoikutogether.hatenablog.com

 

 

Edcampとはなんぞや....??という方はこちらから

www.edcampjapan.org

 

Yukiちゃんとの出会いは、保育者が集まるコミュニティ。その中での交流を通して意気投合し、私がカナダにいるタイミングでSkypeトーク☆その時は1時間以上それぞれの保育経験等について話し大盛り上がりでしたww 私のアゴが外れそうww

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今回Yukiちゃんの一時帰国を機に今回のイベントが実現しました。定員は8~10名となりますので、ご興味のある方はぜひ早めにご連絡くださいませ。

 

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面倒くさいんだもん!って子どもの時に何度言ったことか!

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最近、小学2年生の男の子とお母さんと話した時、最近息子さんからよく出る言葉があるという話題になり、それが
 
「面倒くさいからやりたくない。」
でした。
 
私も小さい時によく言ってたなぁー(笑)
 
やりたい!と始めた通信教育も、毎月送られてくる教材がメインになり、肝心のペーパーテストを提出しない。自分からお願いしたのに、終いには面倒くさいと言い出す。そりゃ怒るわな母。
 
小学校6年間続けたピアノも、最後は母と言い合った挙句 面倒くさい!で終わった記憶があります。
 
でも歳を重ねた今、面倒くさいってすごくざっくりした表現だなと感じます。
 
そして実は、面倒くさく感じているのはメインとしている物事とは別のところにある場合も多いのではないか、と思うのです。
 
子どもに対しては、面倒くさいをより具体化してあげる関わりが必要なのではないかと思ったり。
 
 
煩わしく感じてしまう、面倒くさい理由は?ピアノのレッスンを例に考えてみると
 
ピアノが嫌いなのか?
取り組んでいる曲が難しすぎるのか?
気分の問題なのか?
 
そもそもピアノのレッスンを始めるまでのプロセスが嫌でやる気を失っているのか、そこから考えなくてはいけないと思います。
 
私の場合、
 
やりたくて始めたピアノ
徐々にレベルが上がり、
ピアノの課題が難しいと感じようになる
次のレッスンに行くのが不安・億劫になる
↓ 
小学生なりに考えた
 
母はなんて言うだろう...
自分からやりたいって言ったし...
月謝払ってもらってるし...
 
先生にこの曲変えたいと言え...ないなぁ
発表会もするって言ってたなぁ...
 
スタートダッシュは良かったものの、
継続するという点でモチベーションを失っていた自分。
 
頭の中でグルグルいろんなことを考えて、
最終的に出た言葉
 
それが、面倒くさい!でした。
 
この面倒くさいはピアノに対してではなく、 
ピアノを始めたことで、芋づる式にくっ付いてきた緊張、不安や葛藤に向き合うことに対してだったのだと思います。
 
大人になればもっと面倒くさいことが待っていることを経験しているので、子どもの時からそんなこと言ってんじゃない!
 
って口から出そうになる気持ちも大・大・大共感です。
でも子どもからしたら、そんなの知らない...ですよね。彼らは大人になる前の今を生きていますから、大人になった後の面倒くささとの比較なんで気にしてません。
 
面倒くさいの裏側にはたくさんの因子があり、それぞれ違った面倒くさい理由を持っています
 
 
自分を振り返っても、こうして欲しかった、ああすれば良かったのかながたくさん出てきます。
 
面倒くさいと聞くと、取り組んでいる物事を主語に考えがちですが、面倒くさいと発言したことに対して話をするのではなく、その後ろを目を向けると見えてくるものがあると思います。
 
たった一言。でも、その一言が相手に様々な印象を与える。
言葉の選択の大切を改めて感じました。
 
 
この出来事から、子どもから「面倒くさい」が出た時、自分を振り返って共感してます(笑)

シッター防災カード。

先日、SNSでアップした「シッター防災カード」!

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いくつかご意見をいただき、改良したので下記のURLから皆さんにシェアさせていただきます

 

南海トラフをはじめとする今後予想される地震、近年の異常気象による自然災害など。

 

個人で子どもたちと関わるシッターと呼ばれる方々の “万が一”の手助けになればと思い作成しました。私自身、学生の時にライフセービングをしていた経緯もあり、防災についてはもっとできることがあるのではないかと思うところがありました。そこに踏み出しひとつのきっかけとしてこの防災カードが形になったことは素直に嬉しいです!

 

防災士等の専門的な資格を有しているわけではありませんので、シッターさんご自身で使いやすいようにアレンジを加えながら、保護者の方と情報共有を図るツールとしてご活用いただけたらと思います。

 

SNSを覗いていると、保育の質や専門性について語り合う機会をいただきますが、それらは決して一人で作り上げるものではなく、幼児教育・子どもの成長に関わる皆さんで作り上げていくものだと考えています。その一端となれればもうたまりません!

 

必要とされる方々に届きますように。

 

▼シッター防災カードPDF 

https://drive.google.com/drive/folders/1s-Bot34S79TpPhBJS3YnNMvh_uWYhQnC?usp=sharing

 

▼Colorful Experience for Children 

www.colorful-experience-forchildren.com

IELTSとお金の週末。

 

週末は初めてIELTSを受験してきました!

身分証明のためパスポート持参が必須なのですが、受験者の方ほとんどが青いパスポート。そうかみんな20歳未満なのね。

読み込まれた単語帳やテキストをギリギリまでチェックする姿を見て、アラサーの私もやる気をいただきました!

 

が、当日会場でやる気をもらっても、時すでに遅しなわけでww目指していたバンドスコアが取れているか予測ができない程に手ごたえがありませんでした。結果を待つばかり。。。

 

 

日曜日は、

【お金の今日基本の考え方 -資産形成編-】というセミナーに参加してきました。

主催している方は保育園で働き、ベビーシッターもされていて保育の繋がりから今回の参加に至りました。

 

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これまでお金というものにまったく無頓着で、月々の収支を確認はするものの、収入に喜して、支出に憂して、それでおしまい☆

 

でも、仮に人生を豊かにするものを家族・友人・健康・承認 他と考えた時、その大切なものを守る手段となるのは何か。大きなものとしてお金が出ています。

 

個人的には「お金、お金」ってあまり言いたくなくて避けてきましたが、やっぱり向き合っていかなければならない事なんですよねって改めて気づかされました。

 

今日私たちが学んだ内容は、海を渡れば高校生で学ぶ話だと聞いてほんとに衝撃でした。最近は子ども向けのマネーセミナーも開催されていますが、私たちもしっかりとお金の流れや本質について理解しないとそれが彼らの生活には落ちてこないし、お金というものは決して一人称で終わるものではないということを実感しました。

 

今回は新しいことだらけで、久しぶりに文字通り「まったくわからない」状況に置かれたことで身の引き締まる思いでした。

 

さて、IELTSがひと段落ついたタイミングでこの学びに出会えたことも何かのご縁かな?ひとまず お金2.0を再読です!

 

 

 

 

 

 

 

手作りおもちゃから考えるプラスティック問題。

 
最近世界的に大きな動きが見られるプラスティックによる環境問題
 
先日もカナダ首相が2021年には使い捨てプラスティックの使用を禁止すると発表してましたね。
 
 
子どもと何を作ろうかアイデアを巡らせる中で、私が普段子どもと製作遊びをする時に使う材料の中にも結構プラスティックがあるじゃん!!ってことに気づきました。
 
手作りおもちゃは、子どもたちが自分で作り上げる体験をしたり、それを共有することでコミュニケーションが図れる、指先を使う機会として保育や育児の中に取り入れられていますが、プラスティックを減らそうとする世界の動きが、手作りおもちゃの内容をも少しずつ変えていく?
 
そんな好奇心からミニ調査をしました!(厳密なものではなくレクリエーション的に)

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図書館でランダムに借りてきた手作り玩具に関する教本の中から、プラスティック製の材料をピックアップしてグラフ化しました。
 
パッと思いつくだけでも、ストロー・ペットボトル・ペットボトルの蓋・ビニール袋・プラスティックカップ・スズランテープなどなど....
 
※ボタン・ビーズ・洗濯ばさみ等プラスチック製以外がありうるものについても、今回はプラスチック製としてカウントしています。
※プラスティック製の道具(セロハンテープ、ビニールテープ、消しゴム)は対象外。
※色画用紙・画用紙はあまりに頻度が高すぎて他との比較にならないので図表から抜いてます。
 
ひたすら数を数えて、ページをめくり続けた結果。こうでしたー。
 

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そして、今回ピックアップした製作材料の中で

プラスチック製のものが全体の33%!

という結果になりました。

ううっ....数字だけ見るとかなり微妙な。

 

でも、これだけの割合プラスチックと関わる機会があるということは、手作りおもちゃを作る中で、使い捨てプラスチックの環境問題に触れる機会がこれだけあるということ。

 

今回お伝えしたかったのは、手作りおもちゃを考える時、手指の発達や金銭面のメリットに加えて、自分たちを取り巻く環境について考えるツールにすることで子どもたちの興味関心を広げ、且つ子どもたち自身が疑問をもち、調べ、発見できる機会を作れるのではないかという気づきです。
 
自身も、製作の時は完成させることを目標にして、注意を向けるのは正しいはさみの使い方、適量の糊の塗り方、クレヨンの持ち方。。。子どもの技術的な成長のみにフォーカスしてるなんて時がありました。
 
でも製作・おもちゃ作りひとつにしても、声かけや製作の過程・材料へのアプローチによって子どもの捉え方やねらいは大きく広がるのだなと感じました。
 
 
実は私たちが日々使うウェットティッシュもプラスティック加工されていて、トイレへ流すことでマイクロプラスチックの汚染が広がると、先日UKでは使用禁止に向けた動きがあるとニュースになっていました。政府は後日否定をしていましたが、環境に影響の少ない代替品を模索していくとしていました。
 
これからプラスティックが減ったり、それに変わる新しい形の製品・素材が出てくることで私たちの暮らし、そして保育、手作りおもちゃも少しずつ形を変えていきそうですね。
 
 
 
▶︎Colorful Experience for Children

www.colorful-experience-forchildren.com

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