とことこ保育

人生で間違いなく大切な乳幼児期

手洗い・うがい -Washing hand and gargling-

 

気温差の大きい今日この頃。
保育園でも咳込んだり、鼻水が出たりする児が増えている中でいっつも思い出すこと。


「そのあとその手、どーするの!?」とすごい剣幕で詰め寄られた時のことwww


私は「くしゃみや咳をするときは手で口を覆ってね」と教えらえて育ったので、インターナショナル園で咳エチケットのポスター作りを頼まれた時も何の疑問も持たずに、こんな絵を描いた↓

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それを見たオーストラリア出身の同僚が、「咳を手の平で押さえて、そのあとその手をどうするの!ばい菌が付いた手でいろんなところを触ることになるわよ!」と。

 

これが自分の信じていた咳エチケットが間違っていることに気づいた瞬間となった。

 

その都度、手を洗えばOKなんていう方もいたけど、遊びに夢中になっている子どもにとって、それは現実的ではないかな。

 

”腕を曲げて、前腕で口元を覆う”が正しいやり方だそうで、現在では厚生労働省のポスター等も袖で覆うように推奨している。が、咄嗟に「手で口を隠してね」と子どもたちに声をかけてしまうことがあり言い直すこともしばしば...

 


話は変わるが、手洗い・うがいは衛生面で大切であると同時に、活動の終わりを意味にする行為であるようにも思う。

 

外で遊んで手洗い。
粘土で遊んで手洗い。
ご飯の前に手洗い。

 

手を洗うという行為は活動の節目に行うことで、子どもたちにとっては気持ちをリセットする行為でもあるのではないかな。水の無駄遣いは黙ってられないけど、実際水に触れることや音を聞くことはリラックス効果があることが証明されている。

 

梅雨の時期の雨音もリラックス効果抜群です。

 

When I was grow-up, I believed that we should cover our mouth with palm when we cough, sneeze. I didn't doubt cause I was tough like that. But my colleague insisted that's not right way to prevent viral infection and I've noticed that the way I did to cover mouth was not correct.

Right way to cover your mouth is with your front arm. Some Japanese's till been covering their mouth with palm(somehow older generation covers with fist. It doesn't make sense)

Btw I guess washing hand and gargling also have relaxing affection. It's been proven that touching water and hearing sound of water make us feel calm.

 

Children usually do these things end of activities at school.

after playing on a playground,
after doing playdough,
before eating lunch or snack.

Like every single transition. That resets their mind and let them move on next activity. It's one of things that getting in habit of it is important for children, not only from hygienic aspect.

show&tell

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わたしは次に担任としてクラスを持ったら(現在はフリー)、show&tellというActivity実施したいなと目論んでおります。ふふふ。

 
自宅から玩具をもってくることを遠慮いただくところも多いですが、この時間だけは特別!

自宅からお気に入りのオモチャを持ってきて、クラスの友達の前で『誰と遊ぶのか?』『どんな風に?』『遊んでいる時はどんな気持ち?』など最初は先生から、段階的に子ども達同士でやりとりができるように発展させていく。この経験を通して認めてもらう喜びや、自分を発信することへ自信をもってもらうのがねらい。

 

保育者は他児と比較するような表現ではなく、個々を認めてあげるように心がける。

 

『どんな遊びが好き?』『好きな食べ物は?』と以前勤めていた保育園で誕生日カードに載せる質問を子どもに投げかけたところ、首を傾げて返事が返ってこなかったり、友達とまったく同じ答えをしたりする姿もあったけど、お家での出来事や『◯◯をママに買ってもらったの!』は自分からよく発信してくれるのでキッカケとして素敵だなと。 

 

ここのところ雨続きで、子ども達も心なしかモヤモヤ。明日は晴れてほしい!

 
 

If I was in charge of toddler class, I’d like to have an activity called “show&tell” at a nursery in Japan.

 

It’s a time to introduce their own toy in front of another. Children’ll be asked 『who do you play with??』『when do you play with it??』『How do you play it??』then we expect children to answer these questions confidentially and built their self-esteem.Teachers would encourage to acknowledge children indivisually, not to comepare with other.

保育所保育指針

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今週もお疲れさま〜とお茶しながら一読。

堅苦しいから敬遠しがちだけど、開いてみると面白い。

 

 

地域社会や家庭において、育児についての見聞や経験が乏しい人が増えている一方で、身近に相談相手がなく、子育て家庭が孤立しがちとなっている状況がある...』

 

 

うんうん。となる箇所や、

 

 

保育所における保育は、保護者と共に子どもを育てる営みであり...保護者の養育する姿勢や力が発揮されるよう、保育所の特性を生かした支援が求められる』

 

そう私たちはあくまで支援をする立場で主体は保護者。

 

保育者『そろそろお箸の使い始めてはどうですか?』

保護者『そうですね。他のお子さんはどうですか?』

 

ではなく

 

保護者『そろそろお箸を使い始めてみようかと思うんですが』

保育者『分かりました。それでは園でも最初はフォークと併用で始めてみましょうか。持ち方とか気にして見てみますね。』

 

が理想だなぁと考えさせられたり。

 

 

保育所や地域の行事などに参加したりする中で、日本の国旗に接し、自然に親しみを持つようにし、将来の国民としての情操や意識の芽生えを培うことが大切である。保育所においては国旗が掲揚されている運動会に参加したり、自分で国旗を作ったり、自然に日本の国旗に親しみを感じるようにさせることが大切である。』

 

これが一時期話題になった愛国心の一文かぁ!と妙に感心させられたり。

 

でも、この愛国心(Patriotism)についてはアメリカとの差は何なのかなぁと思ったことが何度かある。一昨年ちょうどアメリカの建国記念日(July 4th)の時にニューヨークにいたんだけど、著名人がこぞって自国愛をTweetして、至るところでパレードがあり、アメリカンフラッグのTシャツを着た赤ちゃんやフェイスペイントをした子どもで、街中が赤・青・白で溢れていた。

 

きっとこれは小さな頃から積み重ねられてきたものだろうと思い、ちと調べてみた。

 

www.liveabout.com

 

記事によると、愛国心を持つ上で大切なのは、

・選挙に参加する

・社会的な関わりを持つようにする

・伝統的、国民的なイベントに参加する

・国旗を掲げる

・書籍等のメディアを通して愛国心をシェアする

・自国の歴史や文化に触れられるような休暇を計画する

 

だそう。共通して言えるのは、保護者を含めた周りの大人たちが自国を尊敬し、誇りを持っている姿勢を見せること。

 

日本は好きだけど、愛国心を全身で表現するのは....と日本人の気質のようなものがあり、その奥ゆかしさみたいなものも大切にしたいなと思ったり。もちろん歴史的な背景もあり、欧米と同じようにはいかないのだと思う。

 

今、日本の保育を海外へ向けて発信するプロジェクトに片足を突っ込んでいるのだが、これはこれからも興味深いトピックになりそう。

 

 

 

 

保育者自身がつける価値


保育士はなぜ名刺を持っていないのか。介護職の方なども同じでしょうか。

首都圏で複数の園を展開する「茶々保育園グループ」が
保育士の地位向上のために名刺制度を導入したことで、以前メディアに取り上げられた。

 

ure.pia.co.jp

 

保育士に名刺が必要かどうかという点については、社会福祉法人等の団体の所属する限りNOだが、この記事に載っていた、

「自分は何者かが伝えやすくなり、“保育園の誰か”ではなく自分自身を知ってもらうチャンスになるのが嬉しい。」

という保育士の方のコメントは、フリーランス保育士が増えてきている現状と繋がっているのではないかと感じた。

 

近い将来、保育者が自分たちで価値を付けていく流れがくるのではないかなぁと個人的に思っている。もともと保育は生産性のある仕事と比べて具体的な数字がだせるものでもないし、その価値を測るのは難しい。だからこそ、個人レベルでその価値を高めて経験に基づいた価値を作っていくことが重要になってくるのではないかなと。

 

「評価された集団の中の保育者」ではなく「個人として評価される保育者」

 

実際、園の評価とその中で働く保育士の平均的な技術がイコールではないからね。

私も個人としてのスキルを日々磨いていかねばと思う日々です。

 

 

 

この前いただいたピヨコたち。同じように見えてショーウィンドの中で個人を主張してました(笑)

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はだし保育 barefoot-nursing

 

私が勤める園には、園庭が全面芝生の園と、砂の園があり、ふと子ども達の足の裏を触ってみたところ

 

硬さの違いッ!!にびっくりでした。

 

芝生の園児さんは足の裏は柔らかく、砂地の園児さんは母指球の部分やかかと部分を中心にしっかりと土台ができている。

 

そんな2園の交流会でかけっこ競争をした時、その差は歴然だった。

 

芝生に慣れている児は、地面を足で掴む感覚がなく、痛さもあり、なかなか本来のパフォーマンスができず。一方で砂に慣れている児は、指先まで使って地面を蹴る、踏ん張る感覚が身についているようで一歩一歩が力強かった。

同じ保育方針を行っている園でも環境が違うとここまで差がでるのかと正直驚かされた。

www.theguardian.com


靴を履くことが主流の欧米でも裸足を推奨する声も聴かれるが、私が勤めていたカナダの保育園でも、友人の勤めている保育園でも靴を履いて過ごしていたし、靴の脱ぎ履きの練習のために冬場はスノーブーツも時間をかけて自分たちで履くように見守っていた。実践している園はマイナーだと思う。

 

保護者の目線で見ると、芝生の方が魅力的に感じる方は多いようで。実際園のHPに芝が全面に敷かれている写真のアップすると見学希望者が増え「全面芝はいいですね」とコメントをくださる親御さんも多い。


今まで私が思っていた以上に、保育園を観るということに置いて重要な点だなと感じた。

 

ちなみに、ネット上で就学に向けて靴下を履くことへ抵抗感が生まれるのがデメリットとしている方もいたが、その点については「?」だった。それはデメリットとする程大きなことなのか?私の経験から言わせていただくと、そこの線引きは子どもたち自身しっかりとできている。

 

 裸足...で思い出して引っ張り出してきたインドの写真。この子たちと裸足でワイワイしたの楽しかったなぁ。

 

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what are your thoughts on barefoot-nursing??
My preschool has two type of branches which has a lawn playground and a sand.
I've surprisingly known that children's soles that spend most time on sand are harder than other. Also when we held a foot race, children who play on sand did perform well and they said 「didn't hurt at all」But on the other hand, children who regularly play on lawn said 「couldn't run as usual」

I was re-realized by this fact, how important the environment at school is. Even though two branches have same educational method, one difference brings huge impact.

WONDER

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ついに読み終わった!!

海の向こうの学校生活のことについて、使われているボキャブラリーを学ぶことができて良かった。

 

ご褒美のエスプレッソ アフォガード フラペチーノと共に♪名前長ッ(笑

 

 

I've just finished to read it.
That was so awesome!! It was funny and also very touching(actually I sobbed out a bit).

It was good for learn English. Also good to
know about school life in US, learning tons of vocabulary which used at school.

仕切り直し!


6月に突入〜。


4・5月は新学期の開始、懇談会、遠足などのイベントがあり。8月以降は運動会や発表会、敬老の日勤労感謝の日などのイベントに追われることを考えると、6月は年度の見通しを立て直す良い時期。


4月から過ごして、改めて考える年度終わりの子ども達の姿。

そこを目指すにはどんな環境設定をして、どんな仕掛けを作ろうかな。



これ!って言う方法がないから想像が広がって面白い。

きっと違うなぁ〜とも意外と良いねとも
たくさん感じるんだろうな。



Hello June!!

It’s good time to think about yearly curriculum and revise. We’ve been figuring out students character and grade of development since we started the new school year in Apr.

There’re ton of events that we hold in the school. Japanese traditional, camping,sports festival,performance day etc..since Aug.(that’s too much tho)

There’s no certain way to educate, bring up children. Huge possibilities.
This fact make me excited how to make the environment of class, what activities I set up for them.

I’d think that’s worse than I expected, It’s extremely good!!